急性前骨髄球性白血病(APL)について

急性白血病は、骨髄性・リンパ性に分類されます。
急性リンパ性白血病は3種類、
急性骨髄性白血病はM0~M7までの、8種類に分類されています。

あずは急性骨髄性白血、病の分類でM3「急性前骨髄球性白血病(APL)」です。

通常血液は骨髄の中で、白血球の赤ちゃんが誕生・成長して、
ちゃんとした大人の白血球になってから、抹消血に流れ出し、
役目を終えると死滅するサイクルになっているそうです。
何かの要因で遺伝子が傷つき、間違った遺伝子同士が結合(転座といいます)してしまい、その情報が正確に伝達できなくなってしまいます。
白血球の赤ちゃん細胞はそのまま抹消血に流れだし、
死滅しないでどんどん未熟な細胞が増殖してしまう(白血病細胞)のが、M3です。
この状態で採血すると、ホントなら、血管の末梢血には存在しない細胞が、
多数存在してしまっている状態になっています。
骨髄の中での造血のシステムが壊れている状態でそのような未熟な細胞が蔓延し、
血小板や赤血球は行き場を失い、正常な状態ではいられなくなり、血小板や赤血球は激減します。
血小板が少なくなっている上に、DICといって、自ら出血傾向になって→血がでやすくて、とまらない状態に陥ってしまいます。

急性前骨髄球性白血病(APL)は かつて、白血病の中でも、一番治り難いものといわれていました。
血が止まらない上に、自らどんどん出血してしまうわけですから、それは危険ですよね。
脳、肺、心臓は血管の塊だから、万が一その部分で出血したら、危篤な状態に陥ります。
発病当初、私の家族も「いつどうなるか、わからない」と説明を受けたそうです。

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