えっ?・・・私が?

2週間前頃から、足のあざがなかなか治らなかった。
でも、治ってきている部分もあったし、あまり気にしていなかった。
眼球の出血や歯茎の腫れがあったけれど、眼科と歯医者さんにも行って、
とくに心配はないよと言われてた。
生理が終わったはずなのに、不正出血が続いた。
今までに経験したことのない量の大量の出血だった。
いつもならさっと開けられるタンスの引き出しを引いたら、
心臓が飛び出そうなくらいドキドキした。
初めての体験。これを動悸っていうのかな?と思った。
力を入れたら、頭の中が熱い感じがした。
「疲れかな?なんか変だから病院に行こう。」
そんな軽い気持ちで支度して、駐車場に向かった。
自宅マンションから駐車場まで、そんなに距離がないのに、
一歩一歩、足が重くて、すごく遠く感じた。

車に乗ってしまえば、車が動いてくれる。
ちょっと頭が痛いけれど、いつも通り、運転できた。
そのまま自分で運転して、八千代のS病院へ。
私の症状を 医師に話したら、すぐに、血液検査をされた。
注射針を刺した部分がなかなか止血しなくて、内出血も広がっていた。
「私、どうしちゃったんだろう。なんだろう」と思いながら、
看護師さんに言われて、ベッドで横になっていた。
30分くらい後、副医院長室に行くように言われ、そこで説明を受けた。
「今日は一人でここまできたのですか?ご家族は?」
「はい、一人で来ました。」
「そうですか、隠せないから、はっきりいいますね。あなたは急性白血病です。」
一瞬、なにいわれてるか、わからなかった。
ショックもなにも、あまりに急な事で、唖然としちゃった。
わたしが・・・? なんで? どうして?
自分のことだとはなかなか思えなくて、
頭の中が真っ白になってた。
自分の頭の中で整理がなかなかできなかった。
やだ。家に一度帰りたい…朝、家の事もそのまま、でてきちゃったし。。。
でも、そんな 私の願いはとどかず 
急きょ、救急車で、G病院へ 搬送されることに。
生まれて初めての救急車で運ばれた。

救急車に乗ると、
血圧計、酸素計を指につけられて、ベッドに横になるように言われた。
救急車の中で、私は息子のあやりんのことばかり考えてた。
今頃、あやりんは学校で勉強してる。
いつもの下校時間になったら、帰ってくる。
おうちに帰っても、私はいない。
お帰り!って言えない。
あやりんが一人ぽっちになっちゃう・・・どうしたらいいか・・・
どうしよう・・・って。

救急隊の方が、学校に連絡をするから大丈夫ですよって言ってくれたけれど、
あやりんのことが心配で、自分のこの状態が不安で、どうしようもなかった。

しばらくして(どのくらいかかったか、その時は全然わからなかった)G病院についた。
救急処置室へ運ばれ、
採血検査、骨髄穿刺(腰骨に針を刺して骨髄液を抜くんだけど、痛くて涙でた~)、レントゲン。。色んな検査が 次々と行われて、病室へ運ばれた。
あっというまに、病人になってしまった。
朝まで、なんの代わりのない生活だったのに。
夕方、パパとあやりんがきてくれた。食事のあと、カテーテルっていう、
プラスチックの管を 右腕にいれた。
右も左も 点滴に繋がれてしまった。
かなり ショック。
白血球 40000

投与は早いほうがいいということで、
ベサノイドという新薬を夜から服用した。

*********************************************************

最初、私が診察を受けた病院ですぐに採血をして、その場ですぐに結果がでたことが、
まず、私にとってラッキーなことだったと思ってます。
なぜなら、万が一、血液検査を別の機関で依頼している病院でしたら、結果がでるまでに、数日かかるでしょう。
この病気は、いかに早く発見し、いかに早く対処するかによって、
その病気自体、治療の展開が違ってきます。
ここで、万が一発見が遅れていたら・・・そう思うと、恐ろしいなって思います。

最初のS病院での採血の白血球は3万、救急車で運ばれた後の白血球は4万。
たった、30分で、白血球が1万も増えたということです。
健康な方の白血球の平均は4000から9000と言われています。
この急性白血病が、いかに進行が早い病気か、わかっていただけると思います。

病院へつき、一連の検査の前に、
輸血の同意書、カテーテルの同意書などにサインをしました。
自分でちゃんとした血を造れないわけだから、絶対に輸血は必要だし、
抗がん剤や抗生剤のような強い薬が入るので、点滴では血管がもたないから、
カテーテルという管をいれ、できるだけ心臓に近いところまで薬が直接到達にするための手術が必要ということで、サインをしました。

このカテーテルですが、普通なら、鎖骨の下辺りか首の根元辺りから挿入しますが、
出血が激しかったあずりんは、危険ということで、腕からの挿入となりました。
カテーテル、点滴の針が入っている部分から出血してしまうので、上から薬の小瓶をあて、包帯でぐるぐる巻きになっていました。圧締して止血するしかなかったのです。右手も左手も手先が壊死しそうなくらいでした。薬の小瓶をはずすと、ぽたぽたと血液が滴っていました。
いま思うと、血液のにおいはしなかったように思います。

Azu*Site の最新情報をお届けします